さて、このお通夜は葬式の前夜に、遺族や故人にゆかりのある人たちが集まって、故人を偲んだり、故人の冥福を祈り、故人との最後のお別れを惜しむためのものですね。
昔は、お通夜といえば、読んで字のごとく夜通しを通じて行うことはほとんどなくなり、一般的には夕方、六時前後から始まり、二〜三時間で終了するいわゆる「半通夜」がほとんどになりました。
この「半通夜」のあとは親族、近しい方々だけが、遺族に付き添い、夜を明かすようです。
最近の傾向としては、一般の弔問の方々も多くなりましたので、通夜も式次第にのっとって行われる、いわゆる明日の葬式・葬儀の一つのシステム化といった流れがあり「通夜式」とも呼ばれています。
また式場は自宅の場合もありますが、広さと簡便化を鑑みればお寺、斎場、公民館などが利用されるようになりました。
※ 死亡の知らせは簡便に事実だけを知らせる
身内の死亡の知らせは、現在では電話で知らせるのが一般的ですが、電報で知らせる場合もあります。
知らせる相手が友人などの場合、故人との親密関係が優先しますから、主だった人に伝え、他の人たちへの連絡を頼んでおきます。
勤務先の場合は、直属の上司に知らせるのが原則ですが、故人が会社のトップなら次席の方に連絡してください。
知らせは、手短に死亡の事実だけを、まず伝えますが相手によっては、死亡前後を説明することもあります。
故人の親密度によって伝える側はワンパターンを繰り返す分けには行かないのでそこは臨機応変の対応となりますが、基本は相手から聞かれたことのみに手短に返答してください。
お通夜、告別式、葬儀といった日取りがまだ決まってない場合は「とりあえずお知らせいたします、詳しいことが決まりしだいご連絡を差し上げます」と一言添えましょう。
現在においては、死亡の翌日から週末には通夜、翌日もしくは翌々日には告別式、葬儀が行われます、葬儀まで時間がある場合は、死亡通知の手紙を書く場合もありますが、この死亡通知には、葬儀の日時、場所そして、葬儀の形式(仏式・神式・キリスト教など)も明記してください。
さらに故人の社会的地位や、知名度により新聞に死亡広告をだすこともあります。
もちろん、死亡前後から火葬までの葬儀の準備、段取り進行は、葬儀屋さんに頼めば一切を取り仕切っていただけますが、しかし等の故人の意志の尊重ならびに遺族の意向が反映されないのでは困ります、しっかりとした葬儀のマナーを知ることが必要になります。
